「美しい焚き火を楽しみたい」「煙が苦手」という方にオススメな焚き火台をご紹介。
Solo Stove Campfire (ソロストーブキャンプファイヤー)です。
実際に2年以上使用していますが、とても気に入っています。
サイズ感や使い心地を知りたい方、是非参考にして下さい。
知ってることは全て白状します。
ソロストーブとは
二次燃焼を発生させる焚き火台です!
その秘密は構造にあります。
下の通気孔から空気を吸い込み、枝や落ち葉が一次燃焼します。さらに、上部の通気孔から排出される高温の空気が炎となり二次燃焼となります。
一次燃焼は通常の燃焼のことで、二次燃焼は煙を燃焼させることです。
完全に燃焼させるので、灰がとても少ないです。
煙を燃焼させてるから煙が出ない
ソロストーブには2種類の形状があります。
- CAMP STOVES(キャンプストーブ)
- FIRE PIT(ファイヤーピット)
ざっくり言うと「キャンプストーブ」は小さく、「ファイヤーピット」は大きいです。
イラストが最高じゃろww
キャンプストーブ
キャンプストーブ(小さいタイプ)は3サイズあります。
- SOLO STOVE LITE / ソロストーブ ライト
- SOLO STOVE TITAN / ソロストーブ タイタン
- SOLO STOVE CAMPFIRE / ソロストーブ キャンプファイヤー
サイズ | ライト | タイタン | キャンプファイヤー |
高さ(収納時) | 約10cm | 約14cm | 約17cm |
高さ(使用時) | 約14.5cm | 約20cm | 約23.5cm |
直径(幅) | 約10.8cm | 約13cm | 約17.8cm |
重量 | 約255g | 約467g | 約998g |
価格 | ¥8,800 | ¥11,000 | ¥13,200 |
私が持っているのは「キャンプファイヤー」なので、キャンプストーブの中では一番大きいサイズです。
これらは基本的には枝用ですね
薪はカットしないと入らないよ
ファイヤーピット
ファイヤーピット(大きいタイプ)も3サイズあります。
- SOLO STOVE RANGER KIT / ソロストーブ レンジャー キット
- SOLO STOVE BONFIRE KIT / ソロストーブ ボンファイヤー キット
- SOLO STOVE YUKON KIT 27 / ソロストーブ ユニコーン キット 27
サイズ | レンジャー | ボンファイヤー | ユニコーン |
高さ | 約31.75cm | 約35.6cm | 約40.6cm |
直径(幅) | 約38.1cm | 約48.3cm | 約68.6cm |
重量 | 約6.8kg | 約9.1kg | 約17.2kg |
価格 | ¥36,300 | ¥44,000 | ¥68,200 |
市販の薪をそのまま燃やすならレンジャー以上にしよう
ユニコーンは富裕層向け
キャンプファイヤーの紹介
こちらがキャンプファイヤーになります。
下(外側)の通気孔から空気を取り込んで、上(内側)の通気孔からの高温の空気で二次燃焼が起こります。
カッコイイね
灰が網(ニクロムワイヤー)の下の灰受けに落ちていくため、空気の流れが確保されます。よって燃焼し続けることができます。
網は取り外せません。 というか、上部のゴトクが外れるだけで、焚火台は分解できません。(洗うことが難しい)
ゴトクはひっくり返すだけです。
収納袋が付属しています。
これが収納サイズになります。(コンパクトにはならない)
熱効率が良いので、このようにめちゃめちゃファイヤーします。
上の通気孔から炎が出ています。これが二次燃焼です。
焚き火台からはみ出た部分は二次燃焼とはなりません。見ての通り煙が発生します。
火柱やばっ
一応薪も入りますが、この通りメチャクチャはみ出ます。
もちろん煙が発生します。
のこぎりでカットしなはれ
キャンプファイヤーで料理
たき火フライパンで料理する場合のサイズ感です。
火力調整が難しく(いや無理に等しい)、常にフルスロットル(高温)で料理するしかありません。
高温のおかげでお湯が沸くのは早いです。
ゴトクの隙間から枝の供給ができます。
ただ、燃焼効率が良いので、枝を常に追加しなければなりません。
放っておくと燃え切ってしまうよ
ダッチオーブンの熱源としてもイケるので、キャンプファイヤーでローストチキンできます。
こちらの記事
構造上(二重構造)横に熱が伝わらないので、焼きマシュマロ時に手が熱くなりません。
なので、冬のキャンプでは暖をとるのは難しいです。
*焚火台は熱くなっているので決して触ってはいけません
火の取扱い時は大人が監視しよう
まとめ
いかがでしたでしょうか?ソロストーブの購入の参考になれば幸いです。
ちなみに、私は焚火台を5台所有しているのですが、中でもキャンプファイヤーは一番のお気に入りです。
最後にメリットデメリットのおさらいです。
メリット
- 二次燃焼が美しい
- 灰が少ないので片づけが楽
- 煙がでない
- 組み立て不要で設置が簡単
デメリット
- 分解できないので収納サイズが大きい
- 分解できないので掃除ができない
- 燃焼効率が良いため火力調節ができない
- 横に熱が伝わらないため冬は暖かくない
二次燃焼を眺めてキャンプライフを満喫しましょう。
おまけ
~火の取扱いを誤った場合の末路~
とあるキャンプ場でキャンプしていました。
楽しくお酒を交わし、ぐっすり快眠。
気持ちのいい朝です。
風が少しあり、自然の風を感じることができてとても気持ちがいい。
「朝から焚き火なんて贅沢だ」なんて言いながら、朝食のホットサンドをペロリ。
ダラダラしながらも少しずつ片付けを始めた。
そして、大人3人で冗談言いながら洗い物をして帰ってきました。
「わー!燃えてる」
「消せ消せ」
火はすぐに鎮火し、大事には至らなかったのですが、
こんなことになりました。
私のヘリノックスと後輩のパチノックスが二次燃焼の餌食となりました。
如何なる時も火から目を逸らしてはならない
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